2014年1月29日水曜日

ゴミの文脈展 THE BLACKBOXZ

通常業務と準備等に追われ、情報アップがギリギリになってしまいました。
唐突だと思われがちですが、意外と構想から2年半。議論を初めてから1年。



THE BLACKBOXZ(ザ・ブラックボックスズ)というユニットを組み作品展を行ないます。

2月1日から2ヶ月間。
昨年の同時期に僕が展示を行なった地元のフェルケール博物館の1Fギャラリーコーナーにて。

今回の展示は拾ったゴミを元に、言葉、写真、音楽で構成されています。(映像装置、写真展示、音楽装置)


詳細は goodbymarket NEWSページをご覧下さい。

上記ページにも書きましたが、きっかけは2011年に僕が富士登山中に東横線の切符を拾った事に始まります。

悪意のあるゴミは別として、時折何かの手違いで「ゴミ」とされるものがあります。

僕が今こうして入力しているパソコンも、手が滑って海にでも落とせば「ゴミ」。

その昔、僕と五反田のampmで離ればなれになったベース(まさか置き忘れたなんて言えない)は、きっと誰かの手に渡ったから「ゴミ」ではない。

100円ショップの商品が、1度使って捨てられても、それを作った人は「今日はゴミを作るぞ」とは思っていまい。

僕の商品を「ゴミ」だと思う人もいれば、そう思わないでいてくれる人もいる。

公園に転がった枯れ木は、子供にとってはヒーローの武器かもしれない。

「ゴミ」とは緩やかな境界線の上に転がっています。

それからゴミに着目し、三保の海へゴミ拾いに行きました。
一番最初に出会ったのは、桜の花びらをまとった注射器でした。

僕はゴミを拾い、言葉にして、付き合いの長い吉永がそれをブツ撮りし、
もう1人、付き合いの長い吉津が、それを音楽へと変換させました。

3人で一つの展示を行うと、だんだんと欲が出て、まだギリギリで調整しています。

お近くに来られる方はぜひお越し下さい。

提示で2名様まで入館できるDMもあります。
ご希望の方には郵送しますので、お気軽に、お気軽にご連絡ください。
コチラから。


企画:goodbymarket 池ヶ谷知宏