2012年4月13日金曜日

4月11日のこと

僕は「11」という数字を2002年頃から意識しているので、
昨年の今日「4月11日から独立!」と自身を奮い立たせていました。
つまり、あれから1年が経過。
僕はこの期間を非常に健康的に、多いに自身を磨り減らして絞り出し、
様々な方の力添えのおかげで、2年目も笑顔で前進し続けて行くわけです。


さて、時を同じくして4月11日。
number0から待望のアルバムが発表されました。

かなりバンドサウンドが強まった、彼らのライブを楽しみにしています。
インタビューページを読んでみると、彼らの葛藤も力強さも感じます。

先行して、タワレコ限定でリリースされたEP  「RETURNING 」も収録されています。
「RETURNING 」のシンプルで、悩みながら、解決方法をふんわりと見つける様を描いた歌詩が好きです。
曲に呼応しています。

独立し、1年が経ち、自分もワクワクさせられるような事を
必死に搾り出す作業を繰り返す僕には、もちろん響いてしまった曲です。

おかげで僕はジーンズのポケットの中から、いつか食べたガムの包み紙と、
しなやかな強さを手に入れました。



RETURNING



歩こう 覚えのない場所を いつも
昔からそうやってきた きっと

知らない世界怖くて
持っている武器で戦って
だけど敵はいなくって
ただ重いだけだった

知らない誰か叫んだ
「争いのない世界を」って
それをナナメにかわして
考えを巡らすよ

きれいなものを見ると いつも
上へスパイラルしてったんだ 小さいころみたいに

知らない世界怖くて
誰かの景色を見たって
そんな景色を歌って
何になるんだろう

知らない誰か叫んだ
「そんなのダメだ反対だ」って
何故か正しい気がして
考えを巡らすよ

知らない世界巡って
その度に景色が違って
想いがただ膨らんで
高く高く飛んでくよ

受け入れたいさ何だって 知っている知らない世界を
子供のときと変わらないやりかたでいいんだよ


(lyrics by Yasufumi Fujii)





RYECD115 (Rallye Label)
2012年4月11日発売 / ¥2,000(税込)・¥1,905(税抜)
プロデュースに堀江博久氏(pupa/the HIATUS)、エンジニアに美濃隆章氏(toe)を迎えたリード・トラック「Returning」を筆頭に、ポストロックという枠を大きく超えたサウンドを手にし、新生number0を高らかに宣言する決意と覚悟の傑作完成―。先行リリースされる限定EP「Returning」には ナカコー(iLL / LAMA)、Spangle call Lilli line といった豪華アーティストによるリミックスを収録。アートワークはEfterklangの一連の作品を手掛けるデンマークのデザインチーム、Hvass&Hannival
『number0。才能ある4人だから、不毛な現実からすべてを音に変えて、きっと何かやってくれる。楽しみです』
堀江博久(pupa/the HIATUS)