223cafeで行なわれた富嶽借景展に立っていたら、3人組が現れました。
たまたま近くを通りかかり、たまたまcafeに訪れたようで、
僕の展示の事は全く知らないままでした。
一通り説明させてもらった後、Fuji Tを買って行ってくださいました。
芳名帳にご記入も頂いたので、富士山頂から例のお礼状「今、富士山にいます」を送ったわけです。
数日後....
「ぜひ池ヶ谷さんにお仕事をお願いしたい。」
と連絡を下さったのが、その時来てくれた3人組の１人、
島田でELAN VITAL等アパレルショップを経営するmimozaの菱谷さんでした。
富士山の展示をした後、本当に富士山に登って、お礼状を出す妙な男に興味を抱いてくれたようです。
さあ、そこからがスペシャルな短納期スケジュールのスタートでした。
同じく3人組の1人、荒井建築計画事務所の荒井さんが、菱谷さんの依頼で
アパレルショップの一角に手掛けたパウンドケーキのお店「e・pou（エポウ）」
お二人の意向はだいぶ固まっていたので、僕はアシストをひたすら打つ作業に邁進。
主に、ロゴ、キャラクター、紙ものを担当しました。
最後のUは口のように幅を広げて、パウンドケーキの食べかすをほっぺにつけてます。
食いしん坊です。
最初から「動物を」という依頼があったため、
テナガザル親子を書きました。
優しい素材を使用しているe・pouなので、お母さん猿と、楽しそうな小猿。
テナガザルを選んだ理由は、テナガザルのコミュニケーション方法にあります。
彼ら、歌のような鳴き声でオスメス間や、家族間でまるでデュエットのように歌うと
聞いた事がありました。（実際の鳴き声 youtube）
赤ちゃんはまず、音を発します。そのうち言語を発するようになります。
テナガザルの音でのコミュニケーションに、言語への進化へのカギがあるのではないか
とも言われているようです。
親子はショッパーなどにも使われています。
主役のパウンドケーキは定番のタイプから、
静岡野菜がぎっしりのモノ、おからとの組み合わせなどなど様々。
僕は半信半疑で、勧められたブロッコリーチーズを食べました。
これが良い裏切りでおいしい。
あと、かぼちゃとクリームチーズもオススメです。
キャラメルとか、心をくすぐるパウンドケーキもありますが、
ぜひぜひ、行かれる方は野菜系もチョイスしてみてください！
〒427-0028 静岡県島田市栄町2-2
Tel 0547-37-6161
不定休 Open 11:30-20:00
JR島田駅から徒歩１分
野菜とパウンドケーキのお店「エポウ」では、身体にやさしい、
毎日食べても飽きない、そんなお母さんの手料理みたいな、
味と素材を大切にしたお菓子づくりを心がけています。
厳選された北海道産の小麦粉と、十勝地方産のカロテン
たっぷりのフレッシュなバターを使用しています。
そして、主に静岡産の素材を使うことを心がけています。
自然な甘みで素材の味を大切にしたパウンドケーキ。
大切な方への贈り物にもどうぞ。
