2011年6月20日月曜日

emoglyph展 お礼

1週間も過ぎていましたが、静岡CCCでのemoglyph展、無事終了しました。
お忙しい中ご来場下さったみなさまありがとうございます。

また、僕がemoglyphをこのblog上で始めた当初、おもしろがって更新を
楽しみにしていると口にしてくれた方々。
それが全ての原動力です。ありがとうございます。


今回、池ヶ谷知宏もemoglyphも全く知らないお客さんとお話する機会に多く恵まれました。

趣旨を説明し、会場でゆっくり眺めてもらった後、中から笑い声や唸る声が聞こえた時が
とても嬉しかったです。

「感動した」と言ってくれた人。
「これからも人を楽しませて下さい」と言ってくれた人。
「もっと作品が見たいです」と言ってくれた人。
「面白かったよ」と言ってくれた年配の方。
僕のいない間に来てくれて芳名帳BOXにメッセージを残してくれた人々。

1人で企画、会場構成、デザインなど全て行なって、
1人誰もいない会場に立っていたりすると、
やはりものすごく脆い部分が液状化を起こし始めたりします。

頂いた言葉や芳名帳のメッセージはとても即効性があり、
僕の脆い部分をすぐに盤石なモノに変えてくれました。
こんなにも言葉は影響力があるのかと、言葉を作っておきながら、強く再認識しました。


最終日。

小学生の男の子が家族で訪れ、お母さんが
「漢字に悩まされているこの子に、漢字をデザインとして見てみたら?という話をしていた所に、新聞記事を見つけたんです。これだ!と思って来ました。」と。

男の子もemoglyphの説明を楽しそうに読んでくれて、最後に1つ漢字を創作して帰っていきました。

「漢字をデザインとして見てみたら?」と男の子に言えたお母さんの捉え方がそもそも素晴らしいし、実際に来てくれた行動力も素晴らしい。
何より幸せそうな家族だったなあ。ここ重要。

emoglyphは受験の為の教育にはなりませんが、モノの多角的な捉え方を感じるには良いかもしれません。
勝手にemoglyphの教材を作ってしまおうか!?

emoglyph作品制作は今後も僕のライフワークです。(リアルスペースが主となるでしょう。)


というわけで、感謝の気持ちが山のようになっていますが、次は富嶽借景展
こちらも是非多角的な捉え方を感じてもらえればと思います。