自宅から遠く南アフリカの方向へ目をやると、何やら光るものを見つけました。
それは、歓喜の涙でもなく、ほとばしる汗でもなく、きっと岡田監督のメガネのキラリだと思う。
世界を驚かせる前に、雑音を黙らせる必要があったようで、まずはキラリとメガネを光らせたのでしょう。
静まり帰った朝。
南アフリカとは別の方向から、スーパーカブの音が聞こえてきました。
新聞配達員は、寝静まった12人目のサポーター達に歓喜を伝えます。
パソコンを開けば情報は溢れているけれど、このアナログな情報の伝達方法に、
こんな日はワクワクしてしまう。
新聞配達員に君は誰だと尋ねれば、静かに「僕は13人目のサポーターだ」と名乗ったはずだ。
そして新聞配達員は、夜明け前に消えて行く。
愛車はもちろんスーパーカブ。世界の「HONDA」製。
なんて考えながら、興奮状態にある脳内に引っ張られるようにして玄関の新聞受けに向かった僕。
一面は....
おっと、そうだった。
時間的に朝刊には昨日の歓喜は間に合わないんだね。
