天気が良いので、自宅の書斎(うそだ。この部屋は仕事部屋としているけれど、書斎というより物置だ。)から富士山を愛でています。もう夕方。
この後富士山は、西日に顔を赤くしながら、黒い背景へ溶けて行きます。
もう2週間もしない間に、目の前ではピンクの桜と黄色の菜の花が、春が来たよと一斉に騒ぎ出し、富士山の白さをまた際立たせます。
僕はその瞬間を相棒のビールとゆっくり味わう事を目的として、ここに住む事に決めました。
僕の春が待ち遠しく、待てる気がしません。
今夜は僕も、その黒い背景に溶けていってしまおう。