2015年8月25日火曜日

やわらか発想ラボ

「これでいいのだ!やわらか発想ラボ」と題して
先日開催された県立美術館の夏休み子どもワークショップ。



5つのチャプターを通じて、身近なものを見る新たな視点を楽むという内容。

「絵を書いたり、服を作ったり」という一般的な「デザイナー」という概念には、
残念ながら僕は当てはまりません。
そのような輝かしい素養と、技術は当然持ち合わせておりません。

僕の仕事のほとんどは、「考える事」に重点をおいています。
ただひたすらに、頭を使ってアイデアの種を探す事が役目です。

今回、「デザイナーってこれもありなんだ。」と思ってもらい、
どの職種にも必要だという「クリエイティブシンキング」として、
子供達に微細な影響を与えられたらと考えました。

本来子供達が得意としている「日常のどうでも良いことへの感受性」を大いに認め、
大人になるまで腐らせないことは、発想の源であり、やわらか発想ラボのテーマです。


参加者は1〜6年生までと幅広く、20人の設定を撤廃して30人以上であった事もあり、
なかなかゆっくり見られませんでしたが、僕の提供した「日常のどうでも良い事への感受性を」楽しんでいただけたようで、ホッとしました。


『今回用意した5つのチャプター』

①シルエットから想像する。
②身近なデザインに触れる。
③富士山に見立てる視点をつくる。
④「言葉で伝える」を考える。
⑤「漢字の新たな視点をつくる」


ブログ更新できずにいたら、美術館のほうで丁寧なレヴューを書いていただいたので、
こちらをごらんください。

http://blog.spmoa.shizuoka.shizuoka.jp/official/?p=2627




別件。

こちらもブログ更新できていませんでしたが、5月末に開催した
emoglyph展@d labo 静岡でのトークイベントのレヴューもアップされていました。

よろしければこちらもどうぞ。

http://www.d-laboweb.jp/event/report/150531.html